Tillandsia kautskyi/ティランジア・カウツキー
ブラジルのエスピリトサント州とリオデジャネイロ州に自生する小型のティランジアです。
基部が膨らんだ水滴の様な魅惑的な姿で、株全体は銀色のトリコームに覆われます。
開花サイズは約5cm、その小さな株からは想像出来ないほどの大きく鮮やかなピンクの花を咲かせます。
栽培に関しては特に難しい事はありません。やや多湿な環境にすると調子が良いようです。
種小名は1973年にロベルト・カウツキー氏によって発見された事にちなみます。
残念ながらロベルト・カウツキー氏は2010年5月に86歳で永眠されました。
氏によって発見された植物はブロメリアに限らず蘭や他の多くの植物にも及び
その功績は永久に失われる事はありません。
氏の1ファンとして陰ながらご冥福をお祈りします。